2008年6月12日木曜日

素直に耳を傾ける事

最近は、よくアジャイルだのリーンだの、開発を行なうにあたっての手法やら思想みたいな本を、よく読んでいるんですけども、思った事。

「まぁ理想よね。でも自分の職場には無理よね」
「そんな事は昔から考えてたよ」
「うまくいきっこない」
「どうせ、ブームなだけでしょ」

みたいな、否定的な概念がある状態で始めは読んでいたような気もします。
今思うと。。。ですけども。

でも、

自分一人であーかな、こーかなって考えるよりも、行動を起こして結果を出せている人の話の方がよっぽど意味あるんだと思うようになってきました。

今の職場環境は悪い、なんとかせねば とは思っている。
そこで自分で考えた方法なんて、誰かが既に考えていて結果も分かっていたりするんだろう。
しかも、その情報は本やネットで入手しやすい世の中。

そんな中、他の情報も入手せず。。。真面目に理解しようともせず。。。
自分が思った事を押し進めて、過去に人が既に失敗しているだろう失敗を繰り返す、、ってのは悪を振りまいているんちゃぅかなぁ と。

昔は「もっと始めにしっかり計画をたてて、それを崩す事なくやろうよ」とか「マネージャーは、管理だけに集中すべきだ」とか。。。ITに入ったばかりの時に陥りやすい事を思っていた自分もあるんですが、会社内の若手が同じ意見を発しているのをみて、なんか余計に思いました。
人間は、経験によって成長していく人間ではありますが、人の話を聞く事により疑似体験して階段を飛ばすことはできるはず。
そうやっていかないと、時代は進んでも人が変わることにより、同じ発想、失敗をグルグル回るだけになっちゃいます。

技術の話であれば、「過去に絶対この事をやっている人がいるはず!」と思いググったりするんですが、マネージメントのような抽象的な事も一緒なんですよね。
抽象的な事であるので、状況に合わせて応用は必要ってのは大きいですけども。

過去に色々チャレンジした人達に敬意を表しつつ、素直に耳を傾ける事というのは意識してやらないとなー。

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