Eclipse DemoCamp Helios 2010 Tokyoに行ってきました。
Eclipse DemoCampは、海外では何回か行われているイベントですが、日本では初開催のようです。
主催は、Eclipse Japan Working Group.
知識不足でEJWGの存在は知らなかったのですが、wikiをみると最近はEclipseの日本語化(Babelプロジェクト)をメインに活動している団体のようです。
Eclipseの日本語化というと、Pleiadesが真っ先に思い浮かびますが、色々あるのですね。
さて、ではセッションをかいつまんで
ここが変わった!Eclipse 3.6 Heliosの新機能: NTTデータ先端技術 竹添直樹
Win64bit版が増えた
JavaEE6対応
GitクライアントがUpdateManagerからインストールができる(まだIncubation)
EclipseMarketplaceにあるものは検索してインストールが出来る
4.0では...
クイックアクセスがToolbarから操作できる
ViewエリアにEditorを配置したり、EditorエリアにViewを配置したりできる。
e4ことはじめ: 日立製作所 鈴川哲大
e4でPluginの作成方法がガラっと変わったお話と、作成デモ。
今までは plugin.xmlに書いていたものが、モデルエディタという所から設定してモデルを作成していくようになる。
UIも、今までswtで書いていたものが、XWTで書くようになる。(wyswygのエディタ付き。)
今までのPluginって全く動かなくなっちゃうんでしょうか??
Eclipse日本語化活動と翻訳支援ツールBenten: NTTデータビジネスブレインズ 伊賀敏樹、NECソフト株式会社 森素樹
日本語化のお話と、Bentenのお話。
翻訳支援ツールってどんなことをしてくれるのかを知らなかったので面白かったです。
原文と訳文をペアで保存した情報(翻訳メモリ)を使って、完全一致している箇所は翻訳済みと解析し、部分一致の部分は一致していない部分のみ未翻訳になる。
翻訳支援ツールを使って、Webサイトの他言語化を簡単に出来ないものだろうか。。。
あとは、リモートデバッグのお話、xTextのお話、Groovy/Grailsのお話、こんぴろさんの10分ライブコーディング がありました。
最後に主催者による、今後のためのアンケートがあったのですが、一番驚いた事件が。
「pluginを作った事がある人」という問いに対して、4割の手が上がっていた事!
そんなにplugin作っている人って世の中に多いの!?うっへーっ!!
...なのにplugin情報ってあまり検索しても引っかからないのですよねー。やっぱ、オープンソースで作っている人は少ない&企業で作っている人も多いのかな。
そもそも、このデモキャンプってそんなに濃いメンバーが集まる場だったんですかね。
てっきり、Eclipseユーザがワイワイ集まる場かと思ってたんですが。
まぁ、濃い内容であることは嬉しい事でもあるので良かったです。
次回も期待しています!