2008年2月14日木曜日

デブサミ 一日目

本日は デブサミ2008の第一日目でした。
行かれた方いらっしゃいますか?

今日は、少しばかりですがその模様のご報告をしたいと思います。

デブサミは目黒にある目黒雅叙園で行われました。
目黒に降り立ったことさえも無い私@方向音痴。
無事にたどり着けるかな~と不安でしたが、駅降りると 黒い行列が
あり、(男の人ばかりだと黒くなるので・・・)それについていくと無事に到着。
やっぱり、男の人多いですねー。女の人は1割もいなかったんじゃないでしょうか??
年齢層は・・・もっと若い人多いと思っていたんだけど、中間層ぐらいの人が多かったかな。。

最初に参加したのは  【13-D-3】リッチクライアント最前線
Adobe,Curl,Microsoftのパネラーの方と
モデレータの方による、ディスカッションでした。
AdobeはAir,MicrosoftはSilverlightを前面に押しだしたい!って時期だと思うんですが、まぁ・・・実際そんな感じの内容でした。
「Webアプリケーション」 と 「デスクトップアプリケーション」 という括り、各社ツールの比較表があったんですが・・・例えば、Adobeの場合はWebアプリケーションはFlushとかで、デスクトップアプリケーションはAir というように。

ですが・・・私的な感想は・・・この括り自体が無意味になってきているんだろうな~と。
昔のイメージでは Webアプリはコンシューマ向け、デスクトップアプリは業務向け みたいな所もありましたが、今では コンシューマ向けでもデスクトップアプリを使ったり、業務向けでもWebアプリにしてみたり・・・多いですよね。
「Webアプリケーション」 と 「デスクトップアプリケーション」 ・・・始めに、どっち使う? を入り口にするんじゃなくて、全部を見てみて、自分の要件にはどれが一番適しているかなぁー って探す感じかな と。



次に参加したのは 【13-C-4】 XMLデータベースというカンブリア爆発とその行方
このセッションの内容は、XML-DB が発表された時期として 1次、2次・・・とタイミングがあったんですが、現在いろんなXML-DBがヒシメいている ということ。
ヒシメイテイル理由としては、XML-DBには ”これが正解!" という解析ロジックがないため、各社がいろんな方法や特徴がある ということ。
・・・ということから、選択する観点などを分かりやすく説明していただいたという感じです。
XML-DB自体、具体的なことは知らなかったので、それら内容も面白かったんですが・・・・それよりも、へぇー と思わせてくれたのは、プレゼンの仕方です。
日経平均のグラフとXML-DB発売時期を重ねたグラフだったり、ゲルマン民族の大移動と兼ねて説明してみたり・・・と、プレゼン素人にはちょっと出来ない資料だなぁ と。



次は・・・【13-D-5】次世代ウェブフレームワークの幕開け~ステートフルはじめました/君が僕を望むなら僕は君を忘れない~
プレゼンテーターが、Java-jaで有名な方だったせいもあり、私が見る限り満席。 凄かった。
でも満席もうなずけるような、プレゼンでした。
飽きさせることなく・・・時々笑いもありーの・・・言いたい目的もはっきり伝わってくるものでした。
一番感動は、プレゼン資料。 基本は 高橋メソッド系で、動きもつけたPowerpoint(?)なんですが、なんせ見やすい! いやはや、黒い背景に白い字っては見やすいもんですねー。 んでもって、変にカラフルよりも、かっこいい。
最初に 警告 ってスライドがあったんですが、遊園地のアトラクションにあるような感じで、パッと見ただけで あー警告の文だー って分かったり。
これは、ぜひぜひ 真似したい!!  あーんど、他のプレゼンターも真似して欲しい!!

・・・と、内容が後まわしになっちゃいましたね・・・
内容は ステートフルなフレームワーク についてでした。
まずは Webの仕組みは基本 ステートレス。でも、システムは ステートフル。
これは簡単には譲れない所なんで、そこを埋めてくれるのは ステートフルなフレームワーク。
”Sessionを使うとメモリ浪費しちゃうから、出来たら使わないよーに” というのが昔からの鉄則の一つとしてありましたが、今はメモリも安くなっているし・・・使わないようにアレコレ頑張る工数よりもよっぽど安くない?
Sessionの削除忘れとかもフレームワークに任せちゃう方が安心だし。
Strutsとかだとセキュリティホールが出たりしちゃっていましたが、JBossSeamやWicket・・・といいモノも出てきているんで、すぐに移行は無理でしょうが、認識はちゃんとしておきましょーよ。
って内容でした。

余談ですが、最後に 「Wicketの情報が少ないんですが、どこから入手したら?」と質問した人。
やっぱり あれはヤラセ?(疎い私でそんなん感じるくらいだから、みんな思ったんとちゃぅ?)
ちなみに wicket-ja がこの前立ち上がりましたよね。
興味本位にhttps://sourceforge.jp/projects/wicket-jaアクセスしてみると・・・今日のアクセス数 めっちゃ伸びてますねw



最後に参加したのは、【13-D-6】 いよいよ現実となるRIA on Desktop。 君はこの流れについてこれるか?
AdobeAirの紹介でした。
Airで作られた既存アプリの紹介や、簡単な作成デモ などでした。
あ、Linux版も2008年中に出るそうですよ。
Airは個人的に興味があって事前に触っていたので、特に目新しい情報は無かったんですが、疑問だったのは、どうしてFlexBuilderのデモの時に ソースビューばかり出して、デザインビューを見せないんだろう?と。
GUIでデザインできる方が受けいいと思うのに・・・?
・・・とはさておき、Airは個人的にも楽しみです。
Airの普及についてですが、どれだけ企業に採用してもらうか・・・ってのもあると思いますが、 ”どれだけ技術者に興味を持ってもらうか" ってのも大きそうですね。

PDFのプラグイン普及があるから、使用者にAirも入れてもらうのは比較的ハードルが低いと思います。
その点、そのほかの デスクトップアプリケーション のものよりも、既に一歩リードしていると思うんですよね。

あとは、カッコいいデザインに憧れているんだけど、そんなセンスが無いのよねー ・・・という (私のような!) 技術者に興味を抱かせて、「お、私でもカッコいいもの作れた」・・・とできれば、WEB上にAirのアプリも溢れるだろうし・・・そうなれば企業の採用も増えるだろうし・・・なんちゃぅかなぁー?と。

業務系アプリケーションって結構しょぼい感じが多いと思うんですが、使用勝手はいいままで、カッコいい外見になる世の中が早くこないかなぁ。
ぜひ Airには頑張ってほしいですー。


長くなりましたが、本日の感想まで。
また明日も行ってきますー

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