そこで今回は、お仕事で疲れた人にオススメする2つの漫画を紹介です。
※ どちらも未完だし、がっつり恋愛系ではないのはご了承を。
QQスイーバー / クイーンズクオリティ
悪意=虫を駆除する掃除屋さんのお話。
掃除屋さんには特別な必殺技があるわけでもなく、地道に自分を強くする鍛錬...実際にお部屋のお掃除を愚直に繰り返す... という設定がイイ。
「強い自分になりたい」 といつも思うわけだけど、一朝一夕で手には入らない。自分はその努力を続けているのか? と改めさせてくれる。
恋愛は少なめなので男性の方も楽しめると思うけど、悪意の定義や対抗方法などに共感しやすいのはやっぱり女性なのかも?
悪意は伝染する
- 感染るかどうかは自分の状態に依存する。風邪に似ている。
- 人は誰でも少なからず悪意を持っていて、他人の悪意に呼応して増幅してしまうことがある。
- 悪意と思っていなくても、悪意として伝わる事がある。
悪意に感染しないために
- 身だしなみや生活をリズムを整える(=自分を整える)こと。
- お掃除などで「きれいになって嬉しい」と思うような、いい状態を積み重ねて糧とすること。
- 自分の中の悪意を認め、毒出しておくこと。
悪意に対抗する
- 心に留めるほどでも無いちっぽけなもの と突き放すこと。
- 手紙を捨てるようにさっと忘れること。
こんな、ちょっと心に残るようなモノが散りばめられてます。
私は悪意を向けられることにとても恐怖を覚えるタイプ。
できるだけ、そういうものには近寄らないようにしていて、いつのまにかに悪意に気づかないフリをすることを身に着けてたように思います。
気づかないフリしていると、本当に自分でも気づかなくなっていくんですよね。
そして、ちょっと気づくと、どっぷり心を持っていかれて、何も手がつかなくなったりする。
自分の中にいつのまにか溜まっているものを、認識して、対抗して、整理していくのも大事だな。なんぞと思った次第。
コレットは死ぬことにした
薬師のコレットは忙しさのあまりに現実逃避したくなり、偶然、冥界にたどり着く。
冥界にいるハデス様達とのふれあいの中で、見落としていたもの、諦めたものの存在に気づいていく という物語。
この漫画のいい所は、みんな誇りをもって働いていること。悪い人がいないこと。
自分に重ね合わせやすいし、ホッコリします。
コレットは、村にいる唯一の薬師。助けを求めてくる人に対応して寝る間もない毎日。
弟子はいるけどまだ頼りない。自分が頑張らなければと仕事も気持ちも抱え込んでいる。
ハデス様は、冥王であることを誇りに思うが故に、人に弱みを見せない、頼らない、犠牲にしてしまった事 がある。
家来のガイコツ達は、凄く優秀だけどハデス様に嫌われたくないからこその間違いをしてしまったり...。
お仕事で忙殺した日々を送るのは、正直、快感です。アドレナリンが上がるというか。
だけど、その中で感謝の言葉を忘れていたり、自分や他人を労ることを忘れてしまったりしがち。
忙しいからと犠牲にして良い事なんて実はほとんどなくて、そういうことを考えるのが面倒になっているだけのことが多かったりする。
私はよくこの状態になりがちで、仕事で忙殺される快感をヤメれそうにはないのですが...それは自分にとって楽な道を進んでるだけなんですよね。
多忙に流されるのは楽ではあるけども、モチベーションが上がるわけでもない。
たまには...新しい事してみるとか...初心を振り返るとか...セミナーに参加してみるとか...自分に投資してみるとか...自分にご褒美あげるとか....すべきですよね。気合いるけどw
以上、オススメ2選でした!