WWDC 2018 に行ってきました。
今年も、空が青い!
街ナカには、Bird と Lime-S (電動スクーター)が、あらゆる所に乗り捨てられていていた。
スピード結構でるし、手軽だし、かなり便利。
サンノゼは歩道が結構広いので、乗り捨てられていても邪魔にならずに受け入れられているっぽい。
今年は、WWDCの公式なSpecial Eventsとして、朝にみんなでRunとかBootcampがあったりなど。
私は、Kayla Itsines のBootcamp に参戦してみた。
参加できるのはWWDCの参加者なので、体力がないオタク な人も多いハズ!
と思っていたが、なんか動ける人ばかりで場違い感ハンパなかった。
スタイル良しのスマートなDeveloper。すげー憧れるー!
さて、本題のWWDC。
技術的には、ARKit2、Siri Shortcuts の発表があった。
それらも楽しみではあるのだが、今回注目すべきことは、Apple が Developer に宣言した、以下の一言に集約される方針と思う。
広告収入が目的のアプリの場合、どれだけアプリを起動してもらえるか、長く滞在してもらえるか が重要かと思う。
だが、今回発表された、Screen Timeではアプリ滞在時間を確認して、無駄に時間を浪費するのを防いだり、Siri Shortcuts でアプリを起動せずにやりたいことだけ指示する など、ある意味、反対方向の仕組みを投入してきた。
以前、AppleはiAdという広告プラットフォームを提供していたが、2016年6月に終了し、それからは、サブスクリプション(定期購読)の押しが強くなった。
iAdが終了したときには衝撃を受けたのだが、今思うと、こういう方針でいくのであれば当然な決断だったのだろう。
Developerとしても、マネタイズを意識するあまりにユーザにとって「悪」なことはしてなかったか? を意識するよいきっかけなのかもしれない。
Siri Shortcuts を勝手に深読みすると、VR/MRを見据えていると捉えることもできそうな。
音声で指示するのって、とても大事な要素な気がするから。
Natural LanguageやCreate MLで、いろんな言語の情報を蓄積しておきたいって気持ちもありそうな感じ。
サードパーティのDeveloperに、Siri Shortcutsで、そういうアプリの設計に慣れておいて欲しい という期待も含まれているかもしれない。
あと、iOS12 で動作が軽くなるのがとても嬉しい!
Twitterなどの反応をみるに、実感できるほど軽くなっているらしい。
昨年末に旧機種の動作を故意に遅くしている疑惑が持ち上がったが、それに対する回答の一つだろうか。
Developerとしては正直、ユーザーはどんどん新機種に移行して欲しい のだが、今後も切られるデバイスは少なくなっていくのかもしれない。
ともあれ、WWDC楽しかったです!
Appleさま、現地で仲良くしてくださったみなさま、ありがとうございました (_ _)