最近、電車の中でグーグル的思考-ジェフ・ジャービスという本を読んでます。家にぽろっと落ちていたので(笑
内容は、
「マスマーケットなんてもうない。今あるのは巨大なニッチだ」
「ユーザに主導権をもたせろ」
....という内容で、Googleだけでなくいろんな企業の実例がでてきます。
この本は、"そこまでGoogleを誉めて、おかしいんじゃないの?" というスタンスで読んじゃいけない。
「Google」という言葉を出せば、本の売り上げが上がることを知っていて、著者が言いたいことをGoogleを絡ませてわざと書いているんだ ってスタンスで読むのがいいと思う。
内容は結構面白い。電車でも寝ずに読めるような気さくな内容です。
Googleはいろんなサービスを無料で提供して、一見どこでお金を回収しているんだろう?と思うけど、広告で巨大な収入をあげているのは有名なお話。
よくよく見てみると、サービスの内容はどれも先につながっていて、最終的には「情報を多く持っているから、収入も得やすい」という形態になっているんですよね。
んでもって、その「情報」はユーザに主導権を持たせるから継続的に、大量に入手できる。。と。
最近、ヌーラボでもCacooというWeb上で図の作成ができるサービスが立ち上がったんですが、"マネタイズはどうなんの?" というつぶやきもちらほら聞こえる。
たしかに、収入がないと会社としてはやっていけないし。
そんな中、このブログにたどりついた検索キーワードをみてみると、最近、「ヌーラボ」という言葉でたどり着いた人が増えているのに気付きました。
会社に興味を持ってもらえる=その会社が作っている有料製品にも興味を持ってもらえる...なんてこともあるんでしょうねー。
つーことで最近感じたのは、
無料のままずっとがんばってもらいたいツールがあった場合...
・会社で何かのツールを購入の検討をする場合、お勧めするのはそのサービスを運営している会社にしてみる
・そのサービスのブクマをはって、検索上位に引っかかってあげるようにする
とかすることによって、自分が使いたいツールはずっと無料のまま頑張ってくれる可能性もあるのかもなぁ~と。...はい、自分でお金は払いたくないって話(笑)
ちなみに、Cacooは FAQをみると、
2010年半ばにプレミアムプランの提供を予定しています。
ってあるのですが、今の無料のところがどうなるのか(制限かかったりする?)はよく知らないです。
状況次第なんだろうなぁーー。
グーグル的思考
• • •