HistoryAPIというのは、音楽を聞いた、動画を見た、購入した という行動のActivityを保存して、後から見ることが出来るもの。
APIドキュメントも公開されています。Google+ History API
今はDeveloperPreviewなので、みるためには、Google+ History APIにあるように、Sign upして、API Consoleで "Google+ History API" を ONにします。
そうすと、G+の画面でHistoryが選べるようになります。
プロフィールにもでてくる。
Activityの登録をするのは、基本はサードパーティ製アプリ。
デモではlast.fmをやっていたので、last.fmは提供してくれるかもしれないですね。
Sourceをみるとこんな感じになっていて、YouTubeの動画をみたらActivityとして登録されていました。
HistoryAPIでは、ActivityではなくMoments というみたい。
Momentsではいくつかの種類があります。
- AddActivity
- BuyActivity
- CheckInActivity
- CommentActivity
- CreateActivity
- ListenActivity
- ReserveActivity
- ReviewActivity
- ViewActivity - video
- ViewActivity - movie
- ViewActivity - TV episode
種類によって、登録出来る属性が変わります。
音楽のMomentsだったら、名前、画像、アルバム名やURL、アーチスト名 とか。
チェックインのMomentsだったら、名前、住所、緯度経度、MAPのURLとか。
新しいタイプのリクエストも受け付けてくれるみたい。
amazonの場合、amazonでの購入履歴や表示ページから "おすすめ" を出してくれますが、 Google Historyを使えば、amazonの枠を超えて...楽天とか?... さらなる "おすすめ" を出せるのかもしれません。
APIをみると、タイムトラッカー的につかえるか? と一瞬おもいましたが、
そういうMomentsがない というのもありますが... 上手く使えずに消されていくAPIかもしれない という疑問が出てくる。
これが流行るためにはサードパーティが上手く作ったアプリを提供して、ユーザも便利!って思えるようならないと行けないと思うから...
だが、PCからもmobileからも登録ができるようなアプリ を作りたい場合で、提供されているMomentsにぴったりくるのであれば、このAPIを使えばサーバーを自前で用意しなくてもアプリが作れるという魅力はある。
どこまで気合入れているAPIなんだろうーなー。今後の動向が気になる所。