2016年を振り返りつつ、今年を考えてみる。
Appleの課金系動き
iAd の終了
2016年6月末、iAdが終了した。
iAdとはiOS用の広告プラットフォームで、開発者はiAdを組み込んで広告を表示することにより収入を得ることができなくなった。
Search Ads 登場
Search Ads がUSストアに登場。
Search Ads は、App Storeの検索時にそのキーワードに沿った広告を出せる機能。
この仕組は、アプリ内広告よりはタップされる可能性はたしかに高いと想像できる。
自動継続課金のハードルが下がる
自動継続課金が、メディア系以外でも使えるようになった。
また、2年目からの利益は70%から80%に変更された。
放置アプリをApp Storeから掃除開始
AppStoreに放置されていて最新のレビューガイドラインに沿っていないアプリは削除されることになった。
これらの目的はいろいろあると思うが、AppleがApp Store上のアプリ品質を上げたいという意図があるのは確かと思う。
そして、アプリ内広告だけでは、継続的にアップデートできるような収入を得ることは難しいと判断したとも捉えられる。
アプリの売上だけで開発を続けていきたい私としては、考える事が多いところ。
Apple Watch
2016年秋にwatch OS3が登場。Glanceがなくなるという衝撃事件が発生。Glance系のバグレポートをいくつか出していたが、ずっと未対応のままだったのはそういうことか。
代わりにDockが追加されたが、Life Cycleがなかなか難しい事になった。
ともあれ、iOSアプリを作成すると、Apple Watchアプリも対応したくなる。
これは、私がApple Watchを持っているからというのが大きいからだろう。
それと同時に、Todayウィジェット欲が消えていった。
Todayウィジェットで表示したかった機能は、Apple Watchアプリで欲しい機能とほぼ同じことが多いからだ。
この感覚は、Watchを持っていない人とズレてしまうので気をつけなければいけない。
Apple Watch Series 2 の発売後、Watchユーザーは増えたような気がする。
だが、もう少し増えてほしかったとも思う。
スマートウォッチの分野の広がりはこれぐらいが限度なのだろうか。
2017年に向けて
Apple Watchアプリは、もうしばらくは取り組んでいくと思う。
Apple TVアプリは、なにかtvOSにテコ入れがあるまでは、多分手をつけない。
iPhoneアプリは、ちゃんと作る(!?) Flaskアプリの他に、個人アカウントであまり時間をかけずに作成したミニアプリを追加していきたい。
macOSのアプリにも手をつけてみたい。
健康に気をつけたい。
今年もよろしくおねがいします!