2008年5月14日水曜日

MY JOB WENT TO INDIA

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイドを読んでいます。
結構面白くて、いい本だと思います。

タイトルにあるのは、”私の仕事がインドに行っちゃった!”って事で、開発のお仕事はどんどんオフショアに流れていくこの状況で貴方は大丈夫?という内容になっています。

オフショアに勝つ事はできない。勝とうとすべきでもない
と、本の中にあるんですが、それは確かにその通りとも思います。


「といっても、オフショアって難しくて、なかなか成功してないやん」って言いたくなりますが、だから今後オフショアがなくなっていくのか?といったら、そうでもないとも分かっています。 

生活がかかっているオフショアの人の方が真剣に取り組んでいるというのも、ある意味当たっている事でもありますし。


オフショアに仕事が流れている状況になった今の段階で、ギークと呼ばれる人が出てきた事、オープンソースのコミュニティで技術を磨くのが普通になってきた事とは結構関連しているのかもしれません。

改めて自分自身が置かれている状況を見直す機会があって、その結果なのかなと思います。

一人でもいいからギークな人と知り合いになろう、オープンソースのコミュニティに参加しようというのは、色んな本で書かれていることで、もちろんこの本にも出てくるんですが、一般ぴーぷるの私としてはそこのハードルが高いって思っていました。そこに到達するまでにはまだまだ技術力とか足りないし、一気にそんな所にいけないよ。その中間ってないんかなぁ?と。。。。以前までは思っていました。

でも最近は、それは違うんだなぁと思い始めています。
そんなハードルは自分自身で作っているんだと。多分、自分を否定されるのが怖いから。

少し前に、思い切って、ある日本でのオープンソース開発にHelpしたいって申し込んでみたんですが、素性の分からない私なのに、すんなり受け入れてくれて、コミッタにしてくれました。

自分のコードをコミットするのは、”ほんといいんかなぁー?”と、超ドキドキもんだったんですけども、ゆっくりと既にあるコードリーディングして理解しながら、すこしづつコミットしています。

あー、最初の壁って、イケイケ!ドンドン!の気持ちと、自分からの発信を怖がらないってことだったんだなぁーと。


そんな私ですが、まだまだ、イケイケ!ドンドン!の気持ちって足りないと感じてはいます。
何かにつけて「迷惑なんちゃぅかなぁ?」とか思ったりして。

この本をよんで、もっとイケイケ!ドンドン!せねばなって改めて感じた今日でした。
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