2008年1月18日金曜日

独自の仕様を作るな!

最近、Webサービス関連の記事やらを良く見ているんですが、いくつか所でよく書かれている一つとして、

独自のXML形式を作成するな(XMLスキーマを作るな)

・・・です。

すでにある、XHTML,Atom,DocBook など一般的なものが使えるんであれば、それを使おうよ。ってことなんですよね。

もう XML 言語を開発するな
のサイトはその事を主張しているサイト。
今読んでいるRESTfulWebサービスにも同じような記述がありました。

確かにそりゃそうだ。
XHTMLであればブラウザが認識して表示してくれるし、
RSS,AtomでもRSSフィードが認識して表示してくれる。
表示用クライアント作らなくていいもの。

・・・ただ、一般的なもので満たされないときはどうするの?

って思いがちだが、そこでふっと立ち止まる。
一般的なもの・・・ってのを全て知っているのか? と。



正直、私は知らないものがありました。
UBL については、そういえばそんなんもあったなぁ ・・・ と、言われて思い出す程度。
Microformatsについては、恥ずかしながら ほんの数か月前に知りました。

RESTfulWebサービス
についても、同じように 独自仕様はやめようよ って記述と理由が結構多い。
(多くのサイトが、RESTfulになりきれてなくて、ハイブリッドになっている・・と)

一般的なフォーマットで満たされるのに、独自仕様を作ってしまう ということは、
WEB全体からみたら、癌 になるのだろう・・・というのはよくわかる。

・・・いや、大手の所がやると 周りに悪影響を及ぼす癌 になりうるけど、
普通のところは 使われなくなるだけかな?

過去の経験として、各ブラウザが(よかれと)HTML独自仕様を打ち出してしまったために、使用者としては大変になってしまった所もありますよね。(今回の話とはちょっと違いますが)
ブラウザの種類を判断して処理変えないといけなかったりとか。
でも一度作ってしまった仕様は消すのは大変だし。。。

これからのシステムは(業務アプリでも)、WEBサービスとしての入り口を作るのは、ほぼデフォルトで必要になってくるだろうって思うし・・・個々が意識しないといけないですね。
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