Slim3本発売されました
オープンソース徹底活用 Slim3 on Google App Engine for Java
が発売になりました。
私は、原稿チェックをしたため既に読破しております。
恥ずかしながらSlim3についてはほとんど前提知識がなかったのですが、Slim3はGAEのかゆい所に手が届く便利機能がある薄いフレームワークなのですね。
Chapter1 クラウドの本質とGoogleAppEngineの制限
Chapter2 Slim3の設計哲学
Chapter3 Bigtable
Chapter4 Google App Engine のデータストア
Chapter5 Low Level APIによるデータストアの操作
Chapter6 Slim3によるデータストアの操作
Chapter7 開発環境のTips, 設計のテクニック
と、本は進んでいくのですが、本の表題にあるSlim3が詳しく出てくるのはChapter6。
それまでのデータストアの内容が結構ボリュームがありまして、読んでいる最中は「いったいいつSlim3でてくんねん」と思いつつ読んでおりましたよ、正直。
でも、Chapter6を読んで納得。
Slim3はデータストアの知識無しでは語れないし、逆にデータストアの知識があれば語る事はそれほど多くない=とっつきやすい んだな...と。
なので、Slim3には興味はまだ無いが、GAEには興味ある..って人にも役に立つ本になっていると思います。
データストアはどんな感じで動いているのか?を頭の中でイメージできるようになるのが大きい。
「こんな感じで動いている」ってイメージが出来ている状態で、具体的にお勉強なり、アプリ作成などを始めるとひっかかりも少なくなると思われます。
Slim3/GAEを本格的に触っていない私ですが、まずこの本を読んだおかげで、
逆に、「データストアの動きがイメージできない状態で触り始めて、何か業務アプリなりを完成できる気が全くしない」
という思う今日ですw
本の中では、サンプルソースコードがたくさんあります。
ほとんどがテストケースになっていて、その部分だけコピペすれば動く状態のもの。
これを見た時、「あー @shin1ogawa ぽいーっ ぽいーっ」と思いましたw
あと、著者プロフィールで、2人の温度差があるのもウケましたw
最後になりましたが、こういう機会を @shin1ogawa に与えてくれた、ひがさんに感謝!!
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