2009年6月22日月曜日

AdobeAIRでGrowlを試してみた

Rawr! FlexGrowl Component AvailableのライブラリでGrowlができるらしい!という事で試してみました。

Growlってご存知でしょうか?
MacOSで動く、通知をしてくれるアプリケーションです。
メール着信とかを、フローティングウィンドウで出して、一定時間過ぎると自動的に消えるようにもできます。
私は、GMail,iChat,NatuLion(Twitterクライアント),SkypeなどなどGrowlで表示しています。
MacユーザになるまではGrowlって名前さえしらなかったんですが....WindowsOSでも、メッセンジャーとかで「オンラインになりました」的なメッセージが小さなWindowで表示され、自動で消えたりするのが有ると思うんですが、ソレです。

通知って、良く有るのがダイアログだと思うんですが、ダイアログってOKボタンを押して閉じなきゃいけない。
しかも複数の通知が来た場合にダイアログ並んだらウザイこの上なし。
それに比べGrowlは自動的に消えて行ってくれるのがいい。さーっと見渡して、お、これは!という通知だけなかを見たらいい。
しかもGrowlのウィンドウを透過にすれば、邪魔な感覚も薄れるし。

AdobeAIRは、Growlで通知するクライアントとしてよいと思うんですが、標準では機能ないんですよね。
個人的にはAIR自体にGrowlが簡単に作れる仕組があってもいいんちゃぅの?(そーしたらAIR使う人、増えるんちゃぅの?)
って思うぐらい、AIRのアプリとして最適な通知の仕組みだと思う。

情報量が多くなっている今日では、さーっと情報を確認できるGrowlは手放せない。
脱線するけど、メールも見るの大変ですが読み飛ばしてもよさそうなものも多いのですよね。なので、Growlで表示してクリックした情報のみ未読というのも欲しーなんて思ったりもする。そういう、情報の選択的な使い方もいいと思いません??

そんな所に、このライブラリですよ。
発見してから暫く経ってしまいましたが、使ってみました。

なかなか綺麗な通知ウィンドウがでるのはいいんですが....AIRの画面描画エリアの中でしか表示できないっぽい。
そりゃそうか。

このGrowlのライブラリを使うには、AIRの画面描画をScreen全体にする+ 透明にする ようなアプリにしないと綺麗にいかない様子。
つまり、SystemChromeをnoneにして、画面を透明にし、その上に必要な所だけ描画していく形。
この方法だと、以前はMacで表示エリアをドラッグして移動しようとするとピョン!と変な所に移動してしまう時があるバグがあって、敬遠してたんですよねー。
でも、新しいSDKでは直ってるかもしれないから、もう一回試してみるかなー。

ASlimTimerのアプリで、Growl使って「20分経ちました」的な通知を出してみたかったんですが、断念。
FlexのWindowを使ったアプリにしてたのですが、これを全画面を描画エリアにする形に移行するのはちょっと大変だったので。。

だが、このGrowl。AIRで何か作るんであれば、切って切れないような機能と個人的に思うので、ぜひ何かのアプリで試さなければ!
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