2008年4月30日水曜日

JJUG CCCに行ってきました

JJUG Cross Community Conference 2008 Spring に行ってきました。

久しぶりの秋葉原だったんですが、駅めっちゃ綺麗になったんですねー。
さて、私が参加したセッションは、以下の3つ。

13:40 - 14:25 B-3
Click Framework

14:25 - 15:00 B-4
Wicket

15:10 - 16:20 B-5
パネル

WebアプリケーションのFrameworkについて。。。って所ですね。
Strutsユーザが大量に存在している今日、別のFrameworkを使おうとすると、「なんでStrutsじゃないのか?」という理由を述べないといけないくらい。
でも、それだけ集中して使用されたからこそ、次の課題もみんなが共有できるようになったという功績も大きいかな。と。

やっぱり、
Java技術者ならば、XMLじゃなくJavaコード書くのが幸せ だし、
サクサクとコーディング、テストするなどのテンポがいい開発が幸せ。
他のFactorとしては、
デザイン(HTML,CSS)とコードを綺麗に分離できないもんかな。
エンドユーザにとって良いものを作るには、要件定義を始めに固めるという流れに無理があるよね。(アジャイル?)
とかもある。

StrutsというFrameworkが「誰でもそこそこのWebアプリケーションを作れる」というところを満たしてくれたからこそ、次の幸せを考えていけるようになっているんだろうな。って気がします。

Grails,RoR,Click,Wiket,JBossSeamなどポストStrutsを狙うFrameworkが乱立しているけども、ある意味Frameworkを使って開発する手法が認められたってこともあるんでしょぅ。
世の中の流れは早いから、要求の内容も変わってくるから今のStrutsは淘汰されていくのかもしれないけども、形や機能を変えつつFrameworkは色々出てくるんだろうし。

そんな中、Frameworkに何を一番期待するのかというのは難しいですね。
技術レベルがそこそこあるメンバーだけで開発するならば、シンプルで分かりやすい、拡張しやすいものがいいなぁーって気がしますが、レベルもバラバラの大規模開発だと。。。うーんどうかな?とも思うし。

パネルディスカッションでもあったんですが、案件の要件がFrameworkに合わせてくれるものなのか、合わせてくれないものなのか も大きい。
一番いいのは、「その案件にとってベストプラクティスとなるFrameworkを選ぶ」ことなんでしょうが、現実はそれだけでなくて、そのFrameworkが今後も続いていくものなのか、開発者が精通しているか、そもそも携わっている人が選べるほど色んなFrameworkを知っているのか。。。など、結構な壁がある。

そう思うとFrameworkって便利だけど、Strutsのように みんな使っている(知っている) という状況にならない限り、機能などで違うFrameworkを使ってみるというのは、現実では難しいんだろうなぁ。

私のような1開発者にとったら、自分たちが開発して楽しい!と思えるものを、ばしばし勉強して すぐに実践で使えますよ って状況を作って、無理矢理そっちの方向に案件の。。会社の。。時代の流れを向けさせるようにしてみるって事かしらん。ってのが感想でした。



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